女子クリエイターのためのライフスタイルつくりWEBマガジン「haconiwa(箱庭)」に、「Ribbon」の利光春華さんと一緒に受けたインタビュー記事が掲載されました。
書籍「Ribbon」制作の裏側や、クラウドファンディングについてなど。
女子クリエイターのためのライフスタイルつくりWEBマガジン「haconiwa(箱庭)」に、「Ribbon」の利光春華さんと一緒に受けたインタビュー記事が掲載されました。
書籍「Ribbon」制作の裏側や、クラウドファンディングについてなど。
イラストレーター利光春華(としみつはるか)さんの初出版となるビジュアルストリーブック、『Ribbon(リボン)』。その刊行のためにクラウドファンディングで応援をつのることに挑戦しました。
クラウドファンディングは、2017年8月9日(水)18:00~10月31日(火)、GREEN FUNDING(グリーンファンディング)にて実施。無事達成し、刊行も実現しました。
https://greenfunding.jp/lab/projects/1947
利光さんは、2017年TOYOTAオフィシャルカレンダー(なんと300万部発行!)が大評判の気鋭のイラストレーター。彼女が描く圧倒的にかわいくて夢のような世界は、広告・イラストレーションの業界ではすでに引っぱりだこ。そんな利光さんの魅力を「一冊の本」にまとめることで、もっともっと多くの人に届けたいと願っています。
みなさま自身への、また大切な方へのプレゼントに、『Ribbon』を贈っていただけましたら何よりしあわせです。
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※以下、クラウドファンディングの紹介ページに寄せた原稿の一部
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― ぼくたちは見つけたい ―
ときどき思うのです。誰が岡本太郎や草間彌生になって、誰がそうなれないのか、と。
すごい目利きの画商とかキュレーターがいて、若いクリエイターに「きみは素晴らしい才能を持っているから、私がきみを世に売り出してあげよう」なんて言って、成功の階段を用意してくれるのでしょうか?
そういうこともあるかもしれませんが、今の時代、なんだかあやしい気もします。
ぼくたちは、誰か(権威のある人とか、その分野の専門家)が見つけて用意してくれた才能ではなく、ぼくたちの目で、肌で感じて、「これ、いい!」って素直に思えるものを見つけたいのではないでしょうか。利光さんの作品は、ぼくにとってそういうものでした。
そして、このクラウドファンディングという場所は、ぼくたちが自らそうした才能を見つけ、愛でることのできる得難い場所だと感じています。
だからこそ多くの人に“あなたの利光春華”を見つけてほしいと願っているのです。
(中略)
仕事柄、出版業界の変化を見つづけてきましたが、昨今、商業出版のむつかしさは一段と増してきています。作家は失望し、編集者は疲弊し、出版社は焦燥し、書店は苦悩しています。出口の見えない状況の中で、みな一様に苦しんでいます。
そんな中、クラウドファンディング出版という仕組みは、ひとつの光明だと感じているのです。前述のように、今や、スターもコンテンツも表現も、誰かがつくって与えるものでなく、みんなが見つけて、みんなで育てて、みんなでよろこびを分かち合うものになってきていると思います。
今回、そうした挑戦ができることをとてもしあわせに感じつつ、だからこそ、何としても成功させたいと強く願っています。ぜひ、みなさまのお力添えをいただけますよう。
利光春華を見つけてください。そしてあなたとRibbonを結んでください。どうか。
――上ノ空 代表 横里隆
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上ノ空の発行書籍『優しいのに無敵』(サンクチュアリ出版/発売)の告知を兼ねて、業界紙「新文化」のインタビューを受けました。本の告知というより横里告知の記事になっており、お恥ずかしい限りですが……。